12月の日記


12月1日

意外な2つのつながりが

今年の流行語大賞の解説を読んでいたら、 「世界の中心で愛を叫ぶ」のタイトルはエヴァンゲリオンへのオマージュからついたと書いてあった。 確かにあのタイトルを見たとき、つながりがあるのでは?と感じたが、 こういう形で証明されるとは思わなかった。 ちなみにエヴァンゲリオンの方ももっと過去の作品のオマージュとして あのタイトルをつけたのだそうだ。 コンテンツの世界はもう全く新しいものを生み出す必要がなくなっているのかもしれない。




12月2日

「白い巨塔」は見てないけど、医学界は今でもすごいと思う

医療機器関係のことをやっている人の話だが、 新製品を出そうとしところ、まずその製品を使う分野の大御所と言われる教授のところへ モニター用にそれを持っていき、その教授がそれを使った研究を発表してからでないと 発売できない場合があるのだそうだ。 その教授の機嫌を損ねると発売できなるからだそうだ(どういう理由で?)。 もちろんごく限られた一部だとは思うが。 おかげで、ライバル会社(海外の会社なのでしがらみがないらしい)が 先に同じ製品を出そうとしているという情報があるのに、 「学会が数ヵ月後だから」という理由で出せないらしい。
こんなことしてたらうちの会社もダメだし、日本もダメだな。




12月3日

ミスタードーナッツとスーパー以外何もない駅前に

ネットも出来るマンガ喫茶が出来た。 マンガ喫茶は自分自身に集客力がないので、よほど人通りの多いところでないと成立しない。 だから、本屋すらない完全にベッドタウンであるこの町では多分半年ももたないと思う。
でも、一応、どんな感じか気になったので入ってみた。 アジアの高級リゾートの雰囲気がコンセプトだけあってかなり雰囲気は良かった。 マンガの数もかなりそろっていて県内ではトップクラスのマンガ喫茶だと思う。 それだけに出店したのがこの町なのが惜しまれる
ついでに「なるたる」を最後まで読んだ。 京都にいた頃に単行本を買って読んでいたが、引越しのときに売り、 こちらに来てから完結したので最終巻とその一つ前を読んでいなかった。 広げた風呂敷をたためたけど下手だなと思った。エヴァンゲリオンの劣化コピーって感じで。 想像力はあるのに物語を作る力がないのがもったいない。




12月4日

深夜テレビを見ていたら

昔のファミコンゲームを攻略するという番組をやっていた。 「アトランチスの謎」なんて私が小学生のころのゲームで、 やったことあるけど100面まであり、一回敵に当たると死に、 コンティニューなんてもちろんない、どう考えても対にクリア不可能なゲーム。 攻略本の力を借りながらもクリアしていた。
番組ではあと「魔界村」も攻略していた。 2周しないと真のエンディングにたどり着けないので、 ほとんどのプレーヤーがたどり着けなかったエンディングをお見せしようと言っていたが、 当時から隠しコマンドが知られていたので、私や友人は何度も見たことがある。 でも、コンテニューなしで2周できる人なんて、地球上にいないと思うぐらい難しいゲームだった。
それにしても、昔のゲームは今のと違って、不条理なほど難しいものが多かったように思う。 多分、ゲームの歴史上もっとも難しいのは攻略本の「ドルアーガーの塔」だろう。 やったことある人にしか伝わらないと思うが、攻略本なしで1人だけで攻略しようと思ったら、 一生かかると思う。




12月5日

昨日見た深夜番組の本を買った

「たけしの挑戦状」にチャレンジした回のことが載っているとネットにあったので買ってしまった。 エンディング画面が載っていて、 今まで、実はクリアできないとか本当はできるとか、いろいろな噂を聞いてきたが、 私の中の長年の疑問にやっと終止符が打たれてたことになる。 まさかこういう形で解決するとは。 ちなみに「たけしの挑戦状」はドラクエ1に若干足りないぐらい売れた 大ヒットゲームなのだそうだ。




12月6日

その後Googleで調べたらいっぱい引っかかった

「たけしの挑戦状」に関するサイトが結構あった。 以前調べたときはまともなものが引っかからなかったのにと思っていたら、 作ったのが1年前とか最近のものが多かった。未だに攻略している人がいるみたいだ。 むしろ、大人になってからの方が本腰を入れてできるのかもしれない。
その中で一番笑ったが、「タイトル画面でAボタンを2万回押すとクリアできる」という 都市伝説みたいなものの検証。もっと笑ったのが実際にやったら この都市伝説が本当だったということ。その他にも5時間放置すると見られる画面とか、 今のゲームでは考えられない仕掛けがたくさんあるらしい。




12月7日

あれをやっといて下さい。あとあれも。それとあれも…

突然明日から来週まで毎日何かの締め切りがある状態になってしまった。 本当はもうちょっとゆったりなスケジュールだったのに。 毎日その日が締め切りの仕事をやって、終わったら次の日が締め切りの仕事をやるという1週間+α。




12月8日

2日前にver1.0候補版がリリースされたばかりなのに。

もうMozilla Thunderbird 1.0がリリースされた。 Firefoxのときは候補版が出てからもうちょっと時間がかかっていたのに。 会社でのメーラーをver1.0が出たら変えようと思っていたのに、 こんな忙しい時期にリリースするされるとは。 移行作業も考えると、年末までは変えられそうにない。ちょっと悔しい。
ちなみにFirefoxは最初の敷居はだいぶ高いが、慣れれば極めて快適。 もうIEには戻れないし、マイクロソフトがブラウザ市場を独占してから いかにブラウザ開発を怠けてきたかよく分かる。 やっぱりあそこが社会的義務とか、将来を見据えた使いやすいコンピューティングとかではなく、 自分達の利益のみを追求している。自国の利益のみを追求し続けるあの国の企業だから 仕方ないのかもしれない。




12月9日

ついにディズニーが…

次世代DVD争いで、最後の大物がブルーレイについた。 これでアメリカの映像コンテンツ業界に占めるシェアが逆転した。 来年うちに就職するN君には悪いが、数年で転職することを真剣に考えた方がいいかもしれない。 クビになるという意味ではなく、なくなるかもしれないという意味で。




12月10日

今日は同期と忘年会

今日の面子はほぼ1年ぶりの忘年会だったので、今年の近況や他の同期の近況がメインの話題の 忘年会だったのだが・・・不倫している人多すぎ。 どんなに隠していても、人通りがあるところでデートしていたら必ず誰か見ていて、 ほぼ100%バレてみんな知っているんだないうことが分かる、そんな忘年会だった。
あと、ちょっとだけ。N君の職場ではなくて会社丸ごとなくなるかもしれないんだよ。 私が聞いた投資した額だけで、多分その昔の住専の半分ぐらいは救えます。 うちの会社の体力を考えたら上限を超えてると思う。 ちなみにHD-DVD陣営のコンテンツ会社もブルーレイのソフト販売の可能性も残しているらしいけど。




12月11日

第2回博物館ツアーで科学技術館に

最上階の展示スペースのコンセプトが現代アートっぽかったのが良かった。 それ以外の階の展示は出資している企業や団体の思惑丸出しで、別の意味で楽しめた。 全然普通の博物館ぽくなくていい。
その後行ったおばけ屋敷であの人があんなリアクションをするとは。




12月15日

とにかく忙しい

あさってから学会発表で筑波へいくので、発表用の資料作りや練習に追われている。 というただでさえ忙しいこのタイミングで大規模なデータ整理の仕事をしないといけないとは どういうことだろうか?上司に「明らかにオーバースペックぎみだね」言われたが、 それが一体誰のせいなのだろうか?




12月16日

明日から3日間、横浜からでもつくばに通えることを証明してみる

明日からつくばで開催される学会に参加する。日帰りで。 土曜日には初めての学会発表がある。あとは繰り返し練習あるのみ。




12月17日

やっぱり横浜からつくばに通うのは無理

今回参加した学会は、システムインテグレーション関係、つまり 動くシステムを作りましたという発表がメインの学会。 正直、数学出身の私としては、どの教科書にも書いてある初歩的な技術を 組み合わせただけの発表ばかりなので退屈だった。 特許の言葉を借りるなら、新規性はあるが進歩性はない感じ。 しかし、この世界では理屈の上では実現可能であるものでも、 実際に作るということが新しい結果とみなされるらしい。
ところで聞きに来ただけの学生すら全員スーツなのには驚いた。 いろいろな分科会をまわったが、普段着率は5%ぐらいだった。 しかもジーンズ率は1%(残りはジャケットなどフォーマルに近いカジュアル)。 50人の教室で普段着は私だけのときはさすがに「普段着でご参加下しさい」 と書いてあったから本当に普段着で就職面接に来てしまった学生の気分が分かった。 明日からスーツで参加します。初めての発表もあるし。




12月18日

学会発表は一応無事終了

準備期間4ヶ月。無事終わってほっとした。 これからもっといろいろ学会発表は論文投稿を行って実績をつまないと。
それから、今回の学会で数研のT川先生の高校同級生という方に会った。 その方はもともとうちにいたのだがヘッドハンティングされたのだそうだ。 T川先生は高校のころから非常に数学ができたのだそうだ。そりゃそうだろう。




12月19日

学会やっと終わった

今日は日曜日ということで、筑波のバスターミナルの広場みたいなところで 近隣の小中学校の生徒や趣味で歌っているおじさんたちのコンサートがあった。 結構人が集まっていた。筑波は非常に近代的な街として設計されているわりに、 住んでいる人は村の文化という変わった街だと思う。




12月21日

やっと「ハウルの動く城」観た
オタク評論家の岡田斗司夫が「最初の30分は映画の歴史に残る名作、 次の30分は宮崎アニメで1番、後半は…うーん出来の良いアニメだよね。」と言っていたが、 全く同じ感想を持った。 私は「千と千尋」で100年に1人の天才であることを証明した宮崎駿が、 ついにクリエイター界の神になるべく挑戦して…結局失敗したような映画だと思った。 でも、前半の風呂敷の広げ方は本当に神の領域に達していたと思う。 その反動で後半の風呂敷のたたみ方はひどすぎた。せっかくの前半が台無し。 多分、「となりのトトロ」の頃の絶頂期の宮崎駿だったら、 きっとたたみきって歴史の残る名作にできたと思うと残念でならない。 (今回「トトロ」は風呂敷の広げ方、たたみ方の両方が秀逸な作品だと改めて気付かされた)
ということで、面白い作品を観たい方にはおすすめしませんが、 宮崎駿の才能を堪能したいなら是非観ることをすすめます。 「もののけ姫」「千と千尋」と老獪な高い完成度の映画を作りながら、 もうピークを過ぎながら、若い作品(いい意味でも悪い意味でも)を作ろうとする姿勢に 感動すると思います。「ヒカルの碁」における塔矢名人を本当にやってのける人がいたんですね。




12月22日

MicrosoftはヨーロッパではWindowsとMedia Playerを分離して販売しないといけなくなるらしい

EUとしては良い判断だと思う。過去にブラウザで同じことをしたときは、結局独禁法は認められず、 Netscapeは事実上つぶれ、ライバルのいなくなったIEはその後全く開発されなかった経緯をみれば 当然の結果だと思う。さらに独禁法回避の為にOSにブラウザを埋め込んだ代償として さらにWindowsはIEの脆弱性も抱えるという巨大なマイナスを抱え、 消費者には何一つよいことはなかったわけだから。独禁法のいい勉強になる例だと思う。




12月26日

M1見た。「南海キャンディーズ」はかなり面白かった

「南海キャンディーズ」以外は何度かネタを見たことがあるコンビだった。 「南海キャンディーズ」は面白かった。他は予想通り。 まだまだ未完成なコンビなので、今後の成長いかんでは来年の本命になるかもしれない。
それにしても、今年は例年より関西風じゃないコンビが多かった気がする。 そもそも優勝したのが関東で吉本以外だし。 決勝のメンバーを見たときは何で?と思ったが、よく考えると 今まで評価されていなかった部分を評価できる土壌が今回のお笑いブームで育ったのかもしれない。 遠い将来に漫才の歴史を振り返ったときにターニングポイントとなる大会になるかもしれない。
その後の「ガキの使い」にあったお笑い視力は的を射た表現だと思った。さすが松ちゃん。 私も似たようなことを考えていたが、ここまで的を射た例えは思いつかなかった。 工学の世界における新しい技術の評価にも似ていると思う。




12月27日

何だかすごいメンバーで「しりとり竜王戦」やってる

N君の日記に出ていた「しりとり竜王戦」は始まったころから5、6回見ていたが、 メンバーや審判のレベルに差がありすぎるので、全部通して見るといまいちだった。 しかも夜中の3時ごろのコーナーなので最近は全然見なくなっていた。 でも、今日は審判に松ちゃん、メンバーもハイレベルな面子ばかりでかなり面白い。
テーマ:ヨン様の寝言
「有明のみなさん、ぺ・ヨンジュンです」
テーマ:寂しげな言葉(○○だが××の形で)
「ソースをかけたらおいしいのだが食べた後だった」




12月28日

「5代目ジュウシマツ住職」はツボだった

ダウンタウン松本プロデュース「絶対に笑ってはいけない温泉宿」が面白かった。 もっと面白いかと思ったが、そういう意味では普通だった。
今日、会社で使うメーラーをMozilla Thunderbirdにした。 数日前に日本語版が公開されたが、すぐに「HTMLメールに画像を貼り付けるときに発生するバグ」が 発覚したため今日の昼まで公開が中止になっており、今日までインストールできなかった。 昔からメールを使っている人間としては、HTMLメールだけでもかなりマナー違反だと思うのだが、 さらにそれに画像をそのまま貼り付けるなんて… そんな機能を使う人がMozilla Thunderbirdを使うとは思えない。 本格的に使うのは来年になるが、 フリーのメーラーにしてはかなり自由に設定できるみたいなのでこれからが楽しみだ。




12月29日

他の会社は昨日が仕事納めだったみたいだが…

うちは今日が仕事納めの日。 ということで、勤務は午前中で終わり、午後は職場で飲み会になった。 だいぶ盛り上がったとき、女性の先輩が昨日のガキの使いスペシャルを見逃した上司のために 「四ッ国!、四ッ国!」(ダイナマイト四国(ココリコ遠藤)のネタ)をやっていた。 配属されて1年半だが、うちの職場は予想以上に楽しい職場なのかもしれない。
今年の更新はこれで最後です。来年もよろしくお願いします。







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