9月の日記


9月1日

原作の方も読んだ
映画の「ピンポン」が良かったので原作を読んでみた。 映画の方は原作に忠実に作ったらしく、内容はほとんど一緒だったものの、 ストーリーが細部まで描かれていたので楽しめた。マンガも面白いよ。
ただ、原作について一つ残念なところがあった。 それはあの作者の作風なのか、卓球の場面のラリーの迫力が全然ないということ。 ラリーの迫力という点では映画はよくできていたので、さらにがっかりだった。 中身のマニアックぶりから 作者がかなり丁寧に取材していることはよく分かったが、文献や人の話を聞いた だけで本人が卓球を生で体験していないからだろう。 ストーリーの中では人間の限界に近いラリーのはずなのに、 絵が止まって見えるのはちょっとどうかと思う。
それからマニアックぶりという点では、原作を読んで「ドラゴン」 にはモデルとなった人物が分かった。映画のときはもしかしてという程度だったが、 原作の中でドラゴンのラケットの握り方を見て確信した。 となると、「スマイル」や「ペコ」のモデルももしかするとあの人かも… という人が出てきた。ちなみにモデルといっているのは卓球のスタイルであって、 キャラは全然違います。




9月2日

またマンガの話
今一番はまっているマンガは、スピリッツで連載されている「ペット」。 あの「ぶっせん」の作者三宅乱丈の最新作なのだが、これが本当に面白い。 人の記憶をある程度操ることができる人達がやばい組織の下で働いている という設定自体はそれほど斬新なものではないのだが、ストーリーの 作り方がうまいのでぐいぐいと引きつけられ、気がついたら毎週楽しみに していた。しかも毎回手の内をみせずに小出しに情報をだしながら、 その少ない情報の中で1話分のストーリーを作っているところなどを見ると、 この人は本当にこれが週間連載2回目?と思うほどマンが家としてすでに 完成されている。
まだ今週で5話目なので、「組織が、雑用に使っていた 2人組のチンピラにまずいものを見られたので、記憶を取り替えようとした ところ1人は失敗したため海へ沈め、もう1人は現在取り替えている最中。ただし、 メガネかけた中間管理職っぽいヤクザはもう1人も記憶を消して海へ 沈めたいと思っている」というあらすじだけあればこれからでも間に合います。 それからもう一つ、あの作品の中に出てくる「ヤマ」とは一番良い思い出、 「タニ」とは一番嫌な思い出で、この部分をいじって記憶の辻褄が合わなく なることが記憶を消すという設定らしいです。




9月3日

横浜ベイスターズ今シーズン負け越し決定!
今日の「プロジェクトX」は内定先の会社が開発したワープロの話だった。 というとわざとらしいが、先日も書いたように向こうの人事部から 告知のメールが来ていたので知っていた。 話は面白かったが、個人的にはテレビに映った建物が本社ビル以外全部 行ったことがあるところだったのが気になった。 テレビの中では総合研究所の場面で出てきた建物が内定先の部署のある 建物だったし、ワープロを作っていた青梅工場も見学に行ったところだ。 青梅工場だけ開発の人も作業着を着ているという部分もちゃんと映っていた。
そういえば、ワープロ開発の人達が今やっていることがまさに 内定先の部署の仕事だった。ということはあの人達と同じ職場になるというのかも しれない。ちなみに最後に映った音声ワープロ、私が見学の時に見せてもらった ものよりワンランクぐらい下のものみたいだった。いくらNHKでも 研究中のものは見せられないだろう。




9月4日

借金40も見えてきた

今日の朝日新聞の文化欄は1ページまるまる没後10年記念 フレディ・マーキュリー特集だった。今回の記事を読んでいて 分かったことが一つある。それは、今まで私の頭の中にあった フレディ・マーキュリーの姿は初期の頃のものらしいということ。 道理で、このフレディとあのフレディが私の中で同一人物に思えなかったのは それが原因らしい。初期の頃とその後であれだけ変化があると、素人には 同一人物には見えないよ。
ちなみにこの記事の先頭はあのフレディからスタートしていた。 朝日新聞も認めた「魁・クロマティ高校」はこれからどうなるのだろうか。




9月6日

Y永君帰国

彼の話によるとICMの会場に出版社のブースがあったそうだが、 そこで平然と海賊版を作って売っていたらしい。しかもブースで。
最近の中国の知的財産権に関する無法ぶりは世界的に深刻な問題になっていて、 例えば特許技術を無断で使うのは当たり前。ポンコツスクーターに 「HONDA」のロゴをそのままつけて売るなんてことを平気でやっているらしいとは 聞いていたが、こんなところにまではびこっているようでは根は深いようだ。




9月7日

また内定先からメールが来た

別の用件のメールだったが、その中で先日の「プロジェクトX」の内容に 早速触れていた。どうやらワープロ開発の技術の中で、 今も重要なものについてはあの番組であまり触れられていなかったらしい。 メールには
「このワープロの開発の中で培われた技術で、特に(なんとか)や (かんとか)は今でも(これこれ)や(それそれ)などに応用されています」
と書いてあったが、そんなものに応用されているなんて番組では一言も 触れていなかった。会社の宣伝になるからだろうか?




9月8日

「Returner(リターナー)」観た

期待しないで観ると面白いぐらいはあった。 ただ、期待して見ると全然面白くないので注意。
5年ぐらい前だったら大ヒットだろうなというのが正直な感想で、 今頃?というハリウッドで使い古された映像技術を随所に使っていた。 それから、どうしても許せなかったのが、銃撃シーンが下手ということ。 わざとつまらなくなるように撮っているとしか思えない。 今時その辺の映画サークルが作る自主映画でもここまで下手なものは無いって くらい下手だった。まぁ、金城武に感情が高ぶったセリフを日本語で 言わせてるぐらいだから本当に下手なんだろうな。




9月9日

スピリッツで連載している「ペット」本当に面白いよ

今週で話が一段落した「ペット」。今回もこれまで隠していた設定を また一つ見せながら物語を作っていたが、三宅乱丈は本当に物語を作る力がある。 普通は最初に必要な設定を全部出してそれから物語を進めるのに、 「ペット」は物語を進めていく中で設定を少しづつ出している。 しかもこのパターンに多い行き当たりばったりなどではなく、最初から 計算してやっているので辻褄もちゃんと合ってるし、後から考えると複線だった という場面が随所に見られる。
ただ先週も書いたが、「記憶をある程度操作できる能力」というありきたりな アイデアなのが悔やまれる。”ありきたり”という点をクリアできたら 賞をもらえるぐらいのマンガになるかもしれない。




9月10日

「es(エス)」という映画を観ました。("es"とは心理学用語で無意識下の欲求)

この映画も上映期間がぎりぎり夏休みにかかっていたので 夏の映画とするならば、「ピンポン」から私のこの夏の一本の座を土壇場で 強引に引きずりおろした、そんな映画です。多分、今年の私の一本だと思います。 今まで観た中でこれに確実に勝てると思う映画はあまり思いつきません。 衝撃は「ブレアウィッチプロジェクト」並みですし、 観終わった後にうまく表現できない気持ちになれます。
被験者達を囚人役と看守役に分けて模擬刑務所でその役を演じさせるという 有名な心理学の実験があるのですが、この映画はそれがモチーフになっています。 この実験の結果は、演じているだけのはずなのに囚人役は従順に、 看守役は高圧的な態度をとるようになり、しまいには看守役が監視カメラの 見えないところで囚人役に暴力を振るようになり、囚人役が入院するほど 精神的にまいってしまうようになるそうです。この映画では、もう少しだけ 色々な要素を持った人間がこの実験に挑んだらどうなるかという視点で 物語が描かれてますが…変なリアリティがあって、本当に実験しているみたい なんですね。
それから今思い出しましたが、今年は「アメリ」と「メメント」がありました。 私の中では「アメリ」といい勝負ですね。「メメント」ではちょっと 勝てないかなって感じです。




9月11日

今日はどのチャンネルでも特集をやっていた

あれからもう一年たったのか。
去年の今日の10時頃、コンビニから帰ってきてニュースを見ようとしたら あの映像が飛び込んできたことを思い出した。この一年の世界は、 確実にある方向へ流れが向き始めた一年だったと思う。 今まさにその流れが本流となるかギリギリのところで押し止まるかの 瀬戸際の時期にこの日を迎えるあたり、事実は小説より奇なりだ。 願わくば普通の小説のようにギリギリのところで回避されて欲しい。




9月12日

今日の昼食会は濃かった

S水さんとN西君のプロ野球ネタが熱かった。 相変わらずのマニアックぶりにただ聞いているだけだったが、 今回は弱い球団がいかに観客動員のために頑張っているかということと スタンドに80人しかいないのに「観客3000人」と発表されるカラクリが 分かった。
分かったといえば、ある番組で「世界の軍隊や警察で共通の『敬礼』が なぜあの形なのか」をやっていた。なぜ右手なのかは、武器を持っていない (つまり味方という)ことを示すためというのは予想していたが、 手を額に当てるようなしぐさの理由はそうだったのか。




9月13日

T村会は本当に濃かった

本格的に飲み疲れたのは久し振りだった。 それから空気の読めない発言を してしまってすみませんでした




9月14日

大変だった

北部生協の棚を総取替えの手伝いに行った。 昨日のT村会で5時間しか寝てない上に、最初は10時から15時までということ だったのに、作業が延びに延びて結局18時までかかった。
ヘトヘトに疲れていたので帰ったらそのまま寝てしまった。




9月15日

中国ってこんな国?

中国のある店が食中毒を出した。死者が数十人規模になり、 毒を混入された疑いもあるそうだが、最初の報道は次のようなものだった。
「中国では食中毒は日常的に起こるので最初はニュースにもならなかったが、 規模が大きくなったので…」
そして次に報道があったときは、この店が今は営業を停止していると 報道していた。普通の食中毒では営業停止にすらならないのだろうか?




9月16日

T橋会の日

数研でプログラミングの勉強をしていたら、T橋さんに飲みに誘われた。 その後結局N西邸にてT橋会。結構濃かった。




9月18日

たまちゃんが大岡川に

大岡川は下流で2つに分かれていて、もう片方の中村川は 実家の目の前を流れている。鶴見川にいた頃は川の汚さの実感が無かったが、 大岡川の汚さは半端じゃない。 ちなみに中村川は近所では落ちたら汚さで死ぬと言われるほど汚い。




9月19日

今まで「吉」の方が上だと思っていた

おみくじのよい順番は「大吉」「中吉」「吉」「小吉」で、 「末吉」=「凶」なのだそうだ。そしてさらに驚きなのが、 おみくじについている短歌は100年ぐらい前におみくじを 今の形にした人が適当に書いていたのがきっかけで、 今もその適当さが受け継がれているということ。 つまりあの短歌に意味は全然ないらしい。




9月20日

また見逃すところだった

この夏に観よう観ようと思っていながら、結局見逃してしまった 「アザーズ」と「パニックルーム」を祇園会館が来月2本立てでやるらしい。 劇場で観る機会は多分これで最後!危ないところだった。
両方ともホラーではないが怖い映画で、似たようなものを選んだという チョイスは良いと思うけど、怖い映画2本立ては正直相当しんどいよ。 この日記を見て行こうと思った人はとりあえず心臓を鍛えておきましょう。




9月21日

西武ライオンズ優勝おめでとうございます

今週はまた模試の採点バイトがあった。やっと今日終わった。
今回担当したのがいずれも政令指定都市にある駿台の国立の医学部を目指す クラスの答案だったので、訳の分からない答案が全くなくて助かった反面、 その副作用として後半の文章題だったにも関わらず白紙or白紙同然の答案 が全然なかった。白紙の解答用紙が適度に混ざってないとほっとするタイミングを 逃すので、想像以上に疲れるということが今回よく分かった。
そういえば前回の判定模試の採点の時はこれまた政令指定都市にある駿台の 東大や京大を目指すクラスの後半の文章題で、同じようにしんどかった。 もしかして下っ端だから?

9月22日

指摘通り漢字間違っていたので直した

昨日、あるスポーツニュースで伊原(漢字正しい?)監督が 日本シリーズについて聞かれたときの一言。
「何とか巨人にくらいついていきたいと思います。」
巨人のセ・リーグ優勝はまだ決まっていない。「まだ」がつくのは 確かだけど。知らないうちにマジック2だし。




9月23日

今日は秋分の日

ミニシアター系で話題騒然だった「Drive」を観た。 海外のバイヤーが完成する前から奪い合うように買い付けに来たという割には ちょっと…という映画だった。アイデアもいい、感性もいい、ただ構成力が 足りなかったと思う。
それからちょっと白字にしてみた。ちなみに背景の色はサファイアブルーと いうらしい。




9月24日

巨人優勝おめでとうございます!

敵地でパスボールによるサヨナラ負け。さらに監督胴上げが 六甲おろしの後なんてなかなか面白い。
でも、日本一をドラマチックに演出すること考えたら最高のシチュエーション かもしれない。これも日本一をドームで、さらに松井のサヨナラホームランで 決めるっていうオチの複線だろう。




9月25日

ウィーケストリンク初めて見た

「ファイナルアンサー?」でおなじみのミリオネアと同じように イギリスから世界へ広がっていたクイズ番組だそうだが、関西では今までやって いなかったので見たことがなかった。人気ないの?
このクイズは解答者が協力して賞金を稼いでいくが、その中で足を引っぱる 人を一人ずつ投票で落としていき、最後に残った人が賞金総取りというもので、 この辺は駆け引きも含めてサバイバーに似ている。 でも、落語の「○○のさんま」が答えられなかったそれだけで 落とされるなんてレベル高いよ。
答えは明日に(この書き方そんなにやってたっけ?)




9月26日

答えは「目黒のさんま」

食べて腹を壊すといけないので、脂ののったさんまを見たこともない殿様が 偶然目黒で炭火焼のさんまを食べるという話。




9月27日

この日記は28日に書いてる

秋のスポーツ大会の申し込みの季節になった。 今回はI部君のモチベーションが高い。メンバーも少し若い。 経験者もそこそこいる。結構いいところまでいけるかも。
そういえばI部君はもとエースで4番だったそうなのでソフトボールでの 活躍も期待できそうだ。




9月28日

K野さんにパフェをおごりました。

夏休みにもらった映画のチケットのお礼にK野さんにパフェをおごりました。 でもまたこの間チケットをもらったので、またパフェおごります。 もう少しなら高いものでもよいですけど。




9月29日

今日は餃子大会の日

普段全く料理をしないので、結局私がやったことと言えば皮包みぐらい。 小学校の頃に2,3回やっただけだったが何とかそこそこの形に仕上がった。
それから、ハチミツ入りの餃子とクレープはやっぱり違うと思う。
今回の大会で自分が満足に餃子が作れないことがよく分かった。 餃子が食べたいが餃子が作れないのなら餃子を作れる人を嫁にもらえば良いとは やっぱりBは鋭い。




9月30日

お疲れ気味

気が付かなかったが、 どうやら昨日の餃子大会に参加した時点で体力的に限界だったのかもしれない。 数年ぶりに立ちくらみになったり、帰ったら寝るつもりだったのに気が付いたら 日記を更新していたり、4時間以上寝れなかったり。 昔に比べて体力が大分落ちた上に、体力をちゃんと把握できなくなっている みたいだ。
今日の午後には咳も出るようになった。 明日は大事な日なのでとにかく熱だけは出ないで欲しい。







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